KOTOの理科的つぶやき

理科に関する疑問などを、自分なりに調べてつらつら書いていくブログ。

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「図書館で金縛りにあった話」 ~幽霊と科学の関係を考えてみたよ~

はじめに

最近なかなか金縛りにならなかったのですが、久々になってしまいました…orz

しかもなかなかレアな場所「大学の図書館」でです。
経験のある人はわかると思いますが、なかなか絶望的な気分になりますね…orz

今回は金縛りの原因やメカニズムについて、また幽霊と科学の関係について考えてみました。


金縛りにあった具体的な状況

おととい、大学の図書館で勉強をしていたのですが、眠くなってしまって、つい突っ伏して寝てしまいました。 寝てしまったと言っても、寝そうで寝れない中間の感じみたいな状態が結構続いていたと思います。
今思うと、そのあたりから異変が起こり始め、頭の上の蛍光灯が「ジーーーーッ!」と鳴ったように感じました。
また同時に、「チカチカッ」とカメラのフラッシュが光るような感じの眩しさを何度か感じました。 そこで「この光はなんだろう?」と起きようとした瞬間に…

「…アカン」

完全に身動きが取れなくなってしまいました。
目を開くことも、頭を上げることも、足を動かすことも、とにかく何にもできなくなってしまいました。

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(イメージ図)

ここで私の脳内ではあることを考えながら、この状態を脱出しようと頑張っていました。
この状態が何十秒、あるいは何分たったのかは全くわかりませんが、しばらくたってお腹に力が入るようになったので、無理やり「ふんっ!」と踏ん張るように力んだら何とか金縛りが解けました。

金縛りの最中、「科学的には金縛りのメカニズムって解決されていたはずだよね…?別にこれ恐怖体験とかじゃないよね???」というのと、
「あれ…そういえばこないだ霊感がある知り合い(ガチ勢)に、めっちゃ霊感あるよって言われたなあ…。これなんかヤバいの引き寄せちゃったんじゃね?」という2つの考えが脳内でグルグル巡っていました。


金縛りのメカニズムは科学的には解明済み?!

さて、金縛りはなぜ起こるのでしょうか。
金縛りが解けた瞬間、まっさきにパソコンを開いてその原因を調べてみました。
色々調べてわかったことは、この原因を一言で説明してしまうと「金縛りは、睡眠障害の一種である」のだそうです。経験のある人はわかると思いますが、確かに金縛りは寝ている時にしか起こりません。

そもそも睡眠というのは普通は「浅い眠り」と「深い眠り」を、合わせて大体90分のサイクルで繰り返しています。
この「浅い眠り」の状態をレム睡眠*1といい、体は寝ているけど頭は働いているような状態のことを言います。ちなみに夢を見るのは、このレム睡眠のときと言われています。
「深い眠り」の状態はノンレム睡眠と言い、頭も体も深い眠りについているような状態のことを言います。

金縛りには、「浅い眠り」のレム睡眠の状態のときになりやすいと言われています。
レム睡眠中に、体は寝ているのに何かのきっかけで頭だけが起きてしまった状態というのが金縛りというわけです。
頭は起きていて体を動かそうと指示を出しても、当然体は寝ているので動けません。

ちなみに原因としては、精神的なストレス疲れがたまっていたりすると金縛りになりやすいようです。(実は今回どちらにも当てはまっていないのだが…)

また金縛りにあっている際に幽霊を見たり耳鳴りが鳴ったりした、ということをよく聞きます。私のケースで言えば、カメラのフラッシュの様な光を感じたり、ジーッ!という音が聞こえたりしたことです。
しかしこれは金縛りの起こるレム睡眠は夢を見やすいということに関係していて、意識がぼんやりとしているので夢と現実の区別が認識できず、夢の中での映像や音が実際に起こったと錯覚してしまうようです。

と、こんな感じでちゃんと科学的には説明がされています。


とは言っても金縛りって幽霊の仕業なんじゃないの?

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冒頭でも言いましたが、先日霊感の強い友人に「凄く霊感がある」との診断を受けました…orz

科学的には金縛りのメカニズムは解明されているとは言っても、どうやら霊感強いらしいし実際何か引き寄せちゃったんじゃないの…? と思い、その友人にLINEで事情を伝えました。

すると、
「霊が影響するのもあるけど、大体は関係ないよ。ただ、中には先祖とかの霊が警告として今回の光みたいなメッセージを発したりする事もあるかも。」
という主旨の返事が返ってきました。

ほとんど霊は関係ないよ、というのがひと安心ですが実際のところはどうなんでしょう…


そもそも幽霊っているの?

よく幽霊がいるかいないかの議論では、科学者は基本的に「幽霊は存在しない」という立場を取ると思います。
私自身、別に幽霊を見た経験も無いので幽霊がいるとは思い難いのが正直なところです。

ただ私は、幽霊の存在が科学的に証明できていないという事を理由に、その存在を否定する事には賛成できません。
今のところの技術では幽霊がいるとは言えないよ」と言うのが本来とるべきスタンスではないかと思います。

確かに「幽霊が見える!」なんて言っても、何をふざけたこと言ってるんだと思われるでしょう。
でも例えば100年前に、「1秒間に1兆個体をすり抜けている物質があるんだって!」なんて言っても信じてはもらえないでしょう。(なんのこっちゃ?という方はこちらを参照)
しかし今では当時見えなかったニュートリノを、観測することができるようになりました。
もしかしたら100年後、幽霊を見ることができるメガネが開発されているかもしれません。

"今のところ解明できていないからといって、はっきりと存在しないと断言してしまう事は科学の本来あるべき姿とはいえないのではないか"というのが私の考えです。

ただし断言出来ないと言うのにも、物事によって程度の差はあります。
ほとんどの心霊現象は科学で説明ができているのは事実なので、この話に関してはかなり"霊は存在しないでしょうよりの断言できない話"ではあります…。


おわりに

今回は金縛りの話と、幽霊と科学に対する考察でした。

霊の存在は、科学的にほとんど否定されているとは言うものの、友人を含めて「霊が見える人」が世界中にたくさんいるのもまた事実です。
彼の話を聞いている限りだと全員が幻覚を見ている、もしくは嘘を付いているというのは少し考えずらいのではないかと思ったりもしています。

ただ本当に見えていたとしても、一般人にそれを証明するのは本当に難しい話です。
生まれたときから全盲の人に「ねえ、目が見えるってどんな感じ?」と聞かれても説明のしようがないのと近い話で、伝えることは本質的に難しい話なのです。

はたして科学が進歩して、完全に解明されるような未来は来るのでしょうか。

*1:REM:Rapid Eye Movementの略。直訳すると高速眼球運動。カッコイイネ