ざっくりポケモン対戦史
対象 非ガチ勢 ポケモンやったことがある人
みんなナマステ。 カレーをスパイスから作れる元理科の先生のKOTOです。
謎のスーパースパルタプログラミングスクール42Tokyoのアドベントカレンダーなる企画です。 42tokyo Advent Calendar 2020 - Adventar
この記事は、同期の戦友ムーさんからバトンをもらっています。 ムーさんはアカデミックな内容だったので、今回もかなり学術的な価値の高い記事となっています。ご容赦ください。
今日はポケモン対戦の歴史の授業です。
初代が発売された1996年から始まり、今現在の最新作は2019年発売のシリーズ8作目「ポケットモンスター ソード&シールド」。
発売から24年間のポケモン対戦の歴史を、それぞれの世代ごとに分けて、ざっくりと解説していきます。
あ、あと何となく著作権的にあれかな〜とか思ったりするので、ポケモンの画像は全ていらすとやで代用します。脳内補完しましょう。
第1世代 赤緑
みなさんご存知初代ポケモン。
実はこの世代は色々とカオスな環境でした。
一部の技が今とは仕様が異なり、壊れ技がいくつもありました。 まあ初代なので仕方ないです。物事は段々と時間をかけて改良されるものです。
例えば「ふぶき」という技、現在の仕様はこんな感じです。
威力:110 命中:70% 相手をこおり状態にする確率:10%
ですが、当時はこんな感じでした。
威力:120 命中:90% 相手をこおり状態にする確率:30%
そして当時の「こおり」状態の仕様が壊れでした。
こおっている状態では何も行動できないことは今と同じです。 現在は、毎ターン2割の確率で復活します。
しかし当時は、ほのお技を受けないと永遠に解けないとのこと。 つまり、こちらが間違えてほのお技を選択しない限り、そのポケモンは瀕死も同然。
ふぶきを打てば、ほぼ3割の確率で相手を瀕死にできるということです。
また、はかいこうせんという技は当時から威力が150と高く、使用後は1ターン行動不能は変わりません。
ただ、なぜかこの技で相手を倒した時は、次のターンも行動可能という仕様でした。
つまり、はかいこうせんをタイプ一致補正(×1.5倍の威力)で打ててかつ、ふぶきも打てるポケモン、「ケンタロス」が初代最強のポケモンでした。
ちなみに伝説のポケモンも使用できる環境なら、ステータスの暴力で、ミュウツーが最強でした。
当時の仕様的に、エスパータイプは弱点となるタイプがいませんでした。 ちなみにもちろん彼、ふぶきもはかいこうせんも使えます。
第2世代 金銀
この頃の環境は、ひたすら守りを固める戦法が流行りました。 お互いにガチガチに守りを固めるので、お互いに倒されないが倒せない状況が続きます。 ヘルメットをひたすらデコピンしあうような耐久戦ですね。
カビゴン、ツボツボ、ハピナス、エアームドといった耐久ポケモンがたくさんいました。 今でこそ高威力の技がたくさんありますが、当時は少なく、これも耐久合戦の拍車をかけました。
のろい(ゴーストタイプ以外)などの技で耐久をあげつつ居座るポケモンが増えたことで、強制的に交代させる「ふきとばし」や「ほえる」を持つポケモンが増えました。
相手が交代した時にダメージを与える「まきびし」という技と、強制交換の上記の技を組み合わせる、通称「昆布」戦法が流行りました。(ちなみに昆布の由来は、コンボのタイポだそうな)
主にパルシェンがまきびしを撒き、ライコウが吠える組み合わせが多かったようです。
第3世代 ルビー&サファイア
この世代から、特性というシステムが導入されました。 場に出た瞬間に相手の攻撃力を下げる「いかく」や、場の天候を雨状態にする「あめふらし」など、いずれも個性豊かなものです。
600族と呼ばれる、高スペックなポケモンが多く登場した。 ボーマンダ、メタグロス、ラティオス、ラティアスなどがそう。
ちなみにこの世代の情報、、そんなになかったのであんまりよくわからんです。 どんどんいこ!次!!
第4世代 ダイヤモンド&パール
この世代から、技ごとに物理攻撃と特殊攻撃の分類がされるようになりました。 そもそも物理攻撃っていうのは、「たいあたり」みたいに直接ぶん殴るような技で、特殊攻撃は「みずでっぽう」みたいにちょっと遠くからダメージを与えるようなイメージの技です。
で、その物理特殊ってのはこれまではタイプごとに分かれていました。 ノーマルタイプは物理、炎タイプは特殊、みたいな感じでした。
これによって、ブースターのようにせっかく攻撃力のステータスは高いのに自身のタイプが炎だからそれを活かせない…的なポケモン達が喜びました。 ま、ブースターは弱いんだけど。
この世代で登場したガブリアスというポケモンが、しばらくポケモンというゲームの主人公となります。 ガブットモンスターの始まりです。
このポケモン、アホみたいに強いんです。 ガブリアスも600族と呼ばれる、ステータスが高いポケモンです。
しかも、それぞれのパラメータが芸術的な配分をされています。
ざっくり言うと、殴って強い、耐久もそこそこ、素早さもいい感じに早いって感じです。 タイプも地面・ドラゴンで、攻撃するのに優れたタイプ構成です。
ちなみにこの世代の最後の頃には、この構成にしておけばだいたい勝てる的なパーティー、通称「結論パ」というものができました。
ガブリアス、スイクン、メタグロス、サンダー、バンギラス、ゲンガーです。
第5世代 ブラック&ホワイト
この世代、強力な積み技が追加されました。 積み技というのは、能力ランクを上下させる技です。
たとえば既存の技で「なきごえ」というものがありますが、相手の攻撃力を1段階下げる技です。
ポケモンのステータスにはHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさの6つあります。
HP以外は能力ランクと言われるものがあり、デフォはそれぞれ2/2倍(1倍)です。 もし1段階下げられたら、ステータスが2/3倍、 もしもう1段階さげられたら、ステータスが2/4倍といったように、下降方向には分母が1ずつ増えていきます。
逆に自身のステータスを上げる技は、デフォの状態から1段階上がると3/2倍、もう1段階で4/2倍といったようにステータスが変わります。
ちなみに上下それぞれ6段階のステータス変化が上限です。(8/2倍〜2/8倍の13段階)
回避率のステータスもあるんだけど、ちょっと省きます。 (ま、大体似たような考え方です。)
つまり、効果的に自身のステータスを上げる積み技を使うことで、有利に対戦を進めることができます。 で、この世代、そんな積み技の中でもものすごい強力なものがたくさん出てきました。
たとえば「ちょうのまい」。 自身のとくこう、とくぼう、すばやさをそれぞれ1段階上昇させる技です。ぶっ壊れ。
他にも、「コットンガード」。 自身の防御を3段階上昇させます。1回使ったら防御が2.5倍。 ぶっ壊れ。
極め付けは、「からをやぶる」。 自身のぼうぎょ・とくぼうを1段階下げるかわりに、こうげき・とくこう・すばやさをそれぞれ2段階上昇させます。
そんなぶっ壊れ技を習得したパルシェンは、重火力高速アタッカーとしてトップメタ入りを果たしました。
あともう一つ、この世代のもう一つの特徴は、ドラゴン大暴れ時代ということです。
ドラゴン技が攻撃面で優秀なのは、半減されるタイプがはがねタイプのみで、ほとんどのポケモンに等倍以上で攻撃できる点です。
ガブリアスはステータスの暴力かつ、読まれにくい多彩な戦術で、暴れ続けます。
ラティオスはその高い素早さから、こだわりメガネという火力アップアイテムを使った高火力な技を上から押しつけて、暴れます。
これまで日の目を浴びることがなかった、初代600族のカイリューは、新たに追加された「マルチスケイル」という特性で、ほぼ確実に1撃相手の攻撃技を耐えてから、反撃して暴れます。
ドラゴンを倒すには、はがねタイプのポケモンを出せばいいじゃないかと思うかもしれませんが、大抵はがねタイプの弱点である地面技や炎技を搭載していることが多いです。諦めましょう。
第6世代 X&Y
第5世代で暴れすぎたドラゴンの怒りを鎮めるために、新たなタイプが追加されました。 フェアリータイプです。
フェアリータイプはなんと、ドラゴンタイプの技を無効化します。 これでドラゴンの時代は終わった…わけではありませんでした。
フェアリータイプは、それまで不遇なタイプだった毒タイプの技が弱点です。 この救済措置によって強化されたのが、主人公ガブリアスです。 ガブリアス先輩、平気な顔して毒タイプの攻撃技「どくづき」を覚えます。 ドラゴンの怒りを鎮めるべく降臨したフェアリーは、ことごとく毒殺されていきました。
そしてこの世代からの最も特徴的なシステムは、メガシンカです。対戦中に一匹だけ、一部のポケモンのステータスや特性を大幅強化するものです。
中でも特に強かったのが、初代からいるポケモン、ガルーラです。その圧倒的な性能ゆえ、この世代から主人公が変わりました。 ガルットモンスターの始まりです。
このメガガルーラの性能、一言でいうと毎ターン2回攻撃してくるんです。(2回目の攻撃の威力は元の50%。それでもバカ強い) 毎ターンお互いに1回ずつ殴り合うこのポケモンのゲームにおいて、一人だけ別ルールで遊んでます。
グロウパンチという技があり、攻撃しながら1段階攻撃を上げるものです。
ガルーラが撃つと、2回攻撃するため攻撃が2段階上がります。ただでさえ強いステータスが、1回撃つと2倍になるわけです。
ガルーラを使わない奴は舐めプとまで言われる次第でした。
第7世代 サン&ムーン
前世代の最強ポケモン、メガガルーラはさすがにやりすぎたということで少し加工修正されました。
2回目の攻撃技の威力は元の25%になりました。 まあ、それでも十分強いんですけどね。
ところでこの世代、新たな主人公が現れました。 ゴースト・フェアリータイプのポケモン、ミミッキュです。
ミミッキュ唯一の特性「ばけのかわ」は、1回だけ相手の攻撃技を無効化します。
かつ覚える技が多彩で色々な型があり、相手に読まれにくい点が非常に強いポケモンです。
1回の無効化を盾に、「つるぎのまい」という攻撃の能力を2段階上げる積み技を使ったり、後続のポケモンが暴れられるように場を整えたりと、必ず何かしらの仕事をするのがエラいです。
ミミットモンスターの始まりです。
ちなみにミミッキュの見た目は、ピカチュウに似ています。
ピカチュウの自作着ぐるみ?をかぶっていて、本体の姿は誰にもわかりません。
この設定がまたかわいくて、これまた魅力的なわけです。
ミミッキュのタイプはゴーストタイプを含むということで、自身の正体を見たものは呪ってしまうそうです。
しかし本人としては人気者になりたいらしく、どうやらピカチュウが人気らしいとの情報を得たミミッキュは、自分でピカチュウの様な見た目の被り物を作り、それを着て生活しているらしいです。
キュートすぎる。
ちなみに最近のポケモンの人気度ランキングで、3位にランクインしていたりと、ちゃんと実績も残しています。おめでとう。
第8世代 ソード&シールド
シリーズ最新作です。 この世代でメガシンカが廃止され、ガルーラは完全に環境からいなくなりました。
メガシンカが廃止された代わりに、今回導入されたシステムはダイマックスです。
限られたポケモンしか強化できなかったメガシンカに対し、このダイマックスはどのポケモンでも対戦中に1回だけ強化させることができます。
3ターンのみ、HPが2倍になり、技の威力が上がり、追加効果が非常に優秀なものに変わります。
エースバーンというポケモンの「リベロ」という特性が、このダイマックスの仕様ととっても相性が良いことから、この世代はエースバーンットモンスターになりました。
「リベロ」は自身のタイプが、選択した技のタイプになる効果があります。
もともとエースバーンは炎タイプなので、地面タイプが弱点です。 相手が地面タイプの攻撃技「じしん」を選択したとします。
エースバーンはダイマックスをしながら、強化された飛行技「ダイジェット」を選択したとします。
すると、エースバーンは炎タイプから飛行タイプに変化し、タイプ一致の高威力な飛行技で相手を攻撃しながら、ダイジェットの効果ですばやさが1段階上昇します。
そして相手の「じしん」は、こちらが飛行タイプに変化しているため無効化されます。
こんな芸当ができるポケモンは、そういるものではありません。 そしてエースバーンの強みは、覚える技が非常に豊富な点です。 100人プレイヤーがいたら100通りのエースバーンがいると思っていいと思います。
あとなんだか最近、初代の準伝説ポケモンのサンダーが流行ってます。
すばやさを上げつつぶん殴る、飛行技のダイジェットをタイプ一致の高火力でうつことができ、かつ相手のダイジェットを電気タイプで半減で受けられることが強いみたいです。
おわりに
他にも色々書きたいことは山のようにあるんですけど、おそらく軽く一冊の書籍ぐらいの文量にはなると思います。
今回はざっくり対戦史ということで、これくらいにしておきます。
書いてて思うのは、ここまで読んでくれている人は、果たしてどれくらいいるんだろうということ。
ポケモンやったことない人は、多分何言ってるかわからんですよね… そりゃそうだ。
多分ポケモンやってても、対戦やったことない人もちょっと厳しそうだなとも思ったり。
ま、いっか!
以上、42tokyoアドベントカレンダー企画、KOTOのターンでした!
次はゆーぽんさんの記事です! お楽しみに!
ゴルフボールのボツボツは何のためにあるの?
こんにちは、KOTOです!
あなたはゴルフをしたことがありますか?
私はありません
やったことはありませんが、ゴルフボールを見たことくらいはあります。
ゴルフボールの形って、なんだか不思議じゃないですか?
どうして表面がボコボコしているのでしょう?
まずはアンケート!
ゴルフボールのディンプルとよばれる、あの謎のボコボコしたくぼみ。
アレって一体、なんのためについているのでしょう…?
ツイッターにて皆さんの考えを調査すべく、アンケートをとってみました。
ゴルフボールのボコボコしたくぼみ。
— KOTO@毎日雑学💡 (@koto_science) March 21, 2019
アレの名前は「ディンプル」といいます。
ご存知でしたか??
ディンプルの数は、1つのボールに300個から500個程あるみたいです。
ところでこのディンプルって、一体何のためにあるのでしょう…?
答えは以下のブログ記事にて…!#KOTOの理科的つぶやき
さて、画面の前のあなたは、どれが答えだと思いますか?
カレーと素因数分解〜カレーを分解し再構築する過程で学ぶ人生哲学〜
2017年の9月、マレーシアで留学をした。
行く前から私は日本では食べられないような、現地ならではの食事を楽しみにしていた。
マレーシアの人口は、1割がインド系の民族で占められている。
つまり、街にはインド系の料理屋が溢れていた。
マレー系の味付けではあるらしいが、そこで初めて本格的なインドカレーを食べた。
と に か く お い し か っ た
そこで受けた衝撃はいまだに覚えている。
しかし、何の味がどうおいしいかは説明ができなかった。
とにかくおいしい。
その“おいしい”の正体を探ろうと、よく観察してみると、知らない香辛料のようなものがたくさん入っている。
固い葉っぱの様なものや、放射状の実?の様なもの。
確認できるものだけでも、初めて見るものだらけだった。
粉末状のスパイスなどについては、皆目見当もつかなかった。
そもそもこの時点では、カレーがどのような手順で作られているかも知らなかった。
その時からずっと悔しさの念を抱いていた。
こんなに複雑で味わい深い料理を食べているのに、「ん〜!うま〜い!!」しか言えないのだ。
これではまるで、おいしいワインを飲みながら
「ん〜!飲みやす〜い!!」(インスタに画像を上げながら)
とかやっている女子大生と変わらない。
とかいって酒苦手だからワイン飲めないのはここだけの秘密
とにかく私は、帰国して時間が経過するとともに、あのカレーがとにかく恋しくなった。
いつかまたあのカレーを食べに行きたい。
しかし簡単に食べれるものではない。
マレーシアに行くだけでも、多大な時間と費用がかかる。
…しかしある日、天啓のごとくその御言葉は降りてきた。
「カレーがなければ、自分で作ればいいじゃない」
その日から、カレーというものを理解しようと試みた。
続きを読む「アナログなもの、デジタルなもの、言葉について考える」~落合陽一 写真展「質量への憧憬」での気づき~
先日、落合陽一さんの写真展「質量への憧憬」に行った。
落合陽一さんは、メディアアーティストと研究者と経営者という3つのわらじを履きながら、世界を開拓しようとしている人。
詳しくは本人による自己紹介を参照。
まず今回の写真展のテーマ「質量への憧憬」について、自分なりの解釈を。
アナログなものと、デジタルなものとの対比について考える。
質量があるものとはアナログなもの。つまり物質。
対してデジタルなものは、質量を持たない非物質。つまりデータによるもの。
アナログなものがあふれていた時代から、デジタルなものがあふれる世界へ移行しているのが今の時代だと思う。
そこで感じるアナログなものへの懐かしさ、もしくはそれに対する憧れ、みたいなものを表そうというのがテーマなのだろうと受け取った。
私はアナログなものとはなんだろう、デジタルなものとはなんだろうと写真を見ながら考えていた。
そこで一つの洞察を得たことを、備忘録として記す。
(※以下の文章は、この写真展の解説ではありません。
氏が伝えようとしている内容を誤解していることも考えられます。
あくまで個人の洞察です。)
#ワクワク理科ツアー を開催した理由
先日、#ワクワク理科ツアー と題した企画を開催しました。
理科が好きな人が集まって、科学館をワクワクしながら楽しむという企画です。
控えめに言って、最高でした。
ワクワクの脳汁を飛散させながら館内を練り歩く1日でした。笑
【閲覧注意!】あなたの知らない、寄生虫(鉤頭虫)くんの大冒険
こんにちは!
ボク鉤頭虫(こうとうちゅう)!!寄生虫さ!!
普段は色んな動物のお腹の中にいるよ!!
もしかしたらキミのお腹の中にいるかもしれないね!
でも皆ボクの生態、あんまり知らないよね…?
どこで生まれて、どこで育って、どんな旅をしてきたか…
今日はボクの今までの人生を振り返ってみるね。
ブラックホールとは一体なんなんだ…?!〜不思議な特徴や誕生の仕組みについてわかりやすく解説してみた〜
皆さんこんにちは!
KOTOです!
ところで「ブラックホール」って聞いたことはありますか? なんでも吸い込む黒い穴…? アニメやSF映画とかではおなじみな表現ですね。
でも…
ブラックホールって本当にあるの?
なんでも吸い込むってどういう意味?
ブラックホールってそもそも何?
などとと疑問に思う方も多いと思います。
この記事では「ブラックホール」について、ゼロからわかりやすく説明していきます!
教師であるあなたが、美意識を高めなければならない理由。〜「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」書評記事〜
こんにちは!読書ブロガーのKOTOです!
今回は山口周さんの「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」という本の書評を書いてみました。
学生時代は理科の先生になるために勉強していたので、基本的に理科系と教育系の本しか読んでいませんでした。
しかしある時「自分に興味のないこと=自分の伸びしろだ」と気づいた瞬間から、意識的に自分に興味のないジャンルの本にも手を伸ばし始めました。
その中でも「ビジネス」と「芸術」の2つのジャンルに、ハマりました。
この本は昨年のビジネス書大賞で準大賞を受賞した話題の作品で、かつ2つの要素を兼ね備えていることから、思わず読んでみたという運びです。
この本の一言まとめ 皆の正解が限られてしまったこの世界において、人びとに求められる能力は、論理的思考だけでなく、直感や感性などの美意識が重要。
以下、この本を通して得た3つの教訓を自分なりにまとめてみましたので、紹介していきたいと思います。
続きを読むコショウをかけると「くしゃみ」が出る理由
こんにちは。
ラーメン大好きKOTOです。
この間、美味しいラーメン屋さんに行きました。
胡椒をたくさんかけました。
たくさんくしゃみが出ました。
どうして胡椒をかけるとくしゃみが出るのだろうと、僕はとても不思議に思いました。
今回は、くしゃみについて調べたことをまとめてみました。
発信者のための3つの教訓〜「アウトプット大全」を読んでみた。〜
こんにちは。KOTOです。
樺沢紫苑( @kabasawa )さんの「アウトプット大全」を読みました。
今回はこの本についての書評記事です。
最近、私KOTOはTwitterで「#KOTOの読書」タグで書評ツイートを発信をはじめました。
「アウトプット大全」@kabasawa
— KOTO@理科×読書×哲学 (@koto_science) December 5, 2018
メモやSNS発信等、アウトプットの意義やノウハウが詰まった一冊。
学習は1週間に3度のアウトプット(メモ、人に話す、SNSで発信など)で、記憶に定着するとのこと。
読書発信をする中で自他にとって学びが深まる等、福利的な作用が働くと嬉しいです。#KOTOの読書 1冊目 pic.twitter.com/yOWHHQyW3M
「発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術」 @syakkin_dama
— KOTO@理科×読書×哲学 (@koto_science) December 12, 2018
「相手を褒める」は適切なコマンドとタイミングの音ゲーだ
などADHDの著者による痛快なライフハックが詰まった一冊。
…と思いきや後半部分、深い絶望を経験した彼の”生存”の洞察に強く感銘を受けました。#KOTOの読書 8冊目 pic.twitter.com/GgqvMnt85z
その一連のツイートを始めるきっかけとなった一冊です。
この本の一言まとめ
良質なアウトプットを繰り返すことで自己成長を促し、より良い人生を送ろう。
なぜこの本を読んだか
私は年間約100冊以上の読書をしています。私にとって読書はライフワークの1つでもあり、自分の人生になくてはならない重要な要素の1つです。
せっかく莫大な時間をかけて読んでいるのに、残すのは自分用のメモだけでした。
このブログを見てくださっている誰か(つまりあなた)に、私が読書を経て得た教訓を、何か少しでも共有できたらと思うようになりました。
その流れで、効率的に情報発信をできたらと思い、そのための勉強としようと今回この本を手にしました。
つぶらな瞳と生存戦略
皆さんこんにちは!KOTOです!
突然ですが、皆さんは犬派ですか?それとも猫派ですか?
私は、どちらかというと犬派です。
だって犬かわいいじゃないですか。
感情を目一杯表現して、しっぽフリフリして近寄ってきたり、愛嬌を振りまく姿なんてもうメロメロです。
そして何より、あの愛くるしいまんまるとした「目」に心奪われます。
昔の映像ですが、アイフルのCMを覚えていますか?
つぶらな瞳の白いチワワが印象的な、あの愛くるしい姿に魅了された人は多いのではないでしょうか。
実際、あの時期を境にチワワを飼う人が急増したそうです。
さて、今回の #KOTOの理科的つぶやき はそんな犬をはじめとした動物の「目」についての話です。
続きを読む「読書」とは、他人の人生のインストールだ!
先日、なるさわばしこさん(@narusawateacher)の主催するイベント「なるさわばしこLABO第一回」に参加してまいりました。
この回のテーマは、「人生に影響を与えた本を一冊持ち寄り、紹介して交換する」というなんともエキサイティングなイベントでした。
私は渾身の一冊、「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」(飲茶)についてプレゼンしてきました…!
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫 や 33-2)
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- メディア: 文庫
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他の皆さんのお話も、大変興味深く聞かせていただきました。
交換してGETした本はその日のうちに読み終えてしまいましたし、他にもいくつか気になる本は既に注文していて、家に届くのを待っている状況です笑
とにかく読書好きとしてはたまらない、至福のひとときでした…
ところでもともと私は、小さな頃から本を読むことは好きな子でした。
小4の時に生死について興味を持って江原啓之さんのスピリチュアル系の本を読んでみたり、小5の時に「古武術」についての本を読んでみたりと、今思うとなんとも不思議なチョイスをしていましたが…。
ただ今は、あの頃以上に本が好きになりました。
そして何より「本を読む」という行為の捉え方が変わりました。
今回はそれについての考察を、綴りたいと思います。
自動運転がもたらす未来の生活とは一体どんなもの…??レベルや問題点について解説してみた
自動運転って何?
最近ニュースでよく、「自動運転」と言うキーワードをよく聞きます。トヨタやホンダの車メーカーだけでなく、GoogleなどのIT企業までもがこの業界に参入しようとしています。
ところで自動運転とは、いったい何なのでしょうか。
簡潔に言うと、人工知能が運転する車のことです。
今までは、人がいないと走ることができなかった自動車。
これが文字通り“自動”で走る“車”、「自動車」となろうとしているのです。
宇宙人は存在するのか…?!ロマンを追い求めるSETIの話
宇宙人は存在するか
突然ですが、あなたは宇宙人はいると思いますか?
私は「いる派」です。
なぜって、宇宙は大きいからです。
ムチャクチャ大きいからです。
いないと考える方が不思議です。
我々がいるこの天の川銀河。
ここには太陽みたいな星が、少なくとも1000億個はあります。
1000億ですよ。1000億。
好きな子にフラれた友達に
「まあ、女なんて星の数ほどいるからさぁ…」
なんて言葉はもう言わせません。
世界の人口は男女合わせても76億人です。
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