KOTOの理科的つぶやき

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コショウをかけると「くしゃみ」が出る理由

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こんにちは。
ラーメン大好きKOTOです。

この間、美味しいラーメン屋さんに行きました。
胡椒をたくさんかけました。
たくさんくしゃみが出ました。

どうして胡椒をかけるとくしゃみが出るのだろうと、僕はとても不思議に思いました。

今回は、くしゃみについて調べたことをまとめてみました。



くしゃみの原因

そもそもくしゃみとは、なぜ起こるものなのでしょうか

くしゃみの役割は大きく2つあるそうです。
まず1つ目の役割としては、体温を上げることです。
鼻の奥は温度センサーになっていて、ここが冷えると、脳みそが「体温を上げなければ!」と体に指令をだし、くしゃみをすることで体を震わせ体温を上げるという仕組みです。
もう1つの役割は、異物を体の外に出すことです。
きっかけは鼻の粘膜付近への刺激や、アレルギー反応などの物理的な刺激や、光による刺激などによって引き起こされるパターンもあります。


こしょうとくしゃみ

上記のくしゃみの仕組みを知ると、ラーメン屋さんでコショウをかけた時にくしゃみが出てしまった理由が分かります。
ラーメン屋さんに置いてあるホワイトペッパーは、とても粒が細かいものです。
なのでラーメンの湯気に乗って、空気中を漂います
コショウには辛味成分が含まれているので、それが鼻の奥を刺激して、くしゃみが引き起こされるのですね…!

あらびき胡椒だったら、そこまで問題ないとは思うんですが…笑


くしゃみをするとき、目を開けれるか

あなたは目を開けたまま、くしゃみをすることができますか?
おそらく誰もできる人はいないと思います。
そもそもくしゃみは、軌道に入った異物を取り除く行為なわけです。
なので、くしゃみをするときには頬の筋肉が上のほうに釣り上がり、鼻の空気の通り道を確保した状態で行います。
つまりその状態だと自然と目が閉じるわけです。
確かに目を開けたままにしてしまうと、頬が落ち、鼻の軌道が狭まるので、くしゃみの効果が落ちてしまいますね。


太陽を見るとくしゃみが出る?

くしゃみのきっかけとなる刺激は、物理的なものだけでなく、光による刺激などもあります。

「光くしゃみ反射」と言い、太陽などの強い光を見るとくしゃみをしてしまう人がいます。
起こる人とそうでない人はいるようですが、これは遺伝によって決まるそうです。日本人は25%の人が、光くしゃみ反射をするそうです。

また前述の通り、くしゃみをするときは一時的とは言え、絶対に目を閉じてしまうと言う性質があります。
もし運転中などにくしゃみをしてしまうと、非常に危険です。目をつぶった状態で数メートルは進んでしまうでしょう。

これを踏まえると、高速道路などのトンネルを出たあたりで、交通事故が多いのも関係があるのかも知れないですね…。



おわりに

今回はくしゃみについての記事でした。
ちなみに、くしゃみをする瞬間の口から出る唾液のスピードは新幹線と同じということを知っていますか?
時速300kmもの速さであなたの唾液は飛んでいるのです。

ということはもし、新幹線に乗りながら、進行方向逆向きにくしゃみをして、外からそれを観察したら、唾液は空中に静止していることになります。

宇宙の神秘ですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
この他の記事にも、人体の不思議についてや、理科の話などを紹介しているので、よかったらご覧ください…!
それではまた…!!