KOTOの理科的つぶやき

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宇宙人は存在するのか…?!ロマンを追い求めるSETIの話

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宇宙人は存在するか

突然ですが、あなたは宇宙人はいると思いますか?

私は「いる派」です。
なぜって、宇宙は大きいからです。
ムチャクチャ大きいからです。
いないと考える方が不思議です。

我々がいるこの天の川銀河。
ここには太陽みたいな星が、少なくとも1000億個はあります。
1000億ですよ。1000億。

好きな子にフラれた友達に
「まあ、女なんて星の数ほどいるからさぁ…」
なんて言葉はもう言わせません。 世界の人口は男女合わせても76億人です。

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しかもこの宇宙にあるのは天の川銀河だけではありません。
こんな銀河が2兆個あると言われているのです。

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「1000億×2兆個の星の中で、この地球だけにしか生命が存在しない」なんて、そーんな話あるんですかね…?
ということで私KOTOは、宇宙人はいるだろうと考えます。


宇宙人を探そうプロジェクト・SETI

「宇宙人がいるかもしれない。だったら探してみよう!」
夏休みにわんぱく小学生たちが秘密基地を作って宇宙人との交信を…

そんな話を真面目(?)に実行しようとしている研究者たちが、実は世界中にいるのです。
通称SETI(セチ)と呼ばれる、地球外の知的生命体を探索するプロジェクトが存在しています。

「もし高度な文明を持つ生命体が存在するならば、きっと我々のスマホみたいに電波で情報をやりとりできるだろう。
ならばその電波をキャッチすることができれば、宇宙人がいることになる!」
ということで、色んな周波数帯の電波を色んな方向からキャッチしようとしています。

しかし残念ながら50年以上経っても、未だにその証拠をつかめていません。
もし仮に宇宙人がいたとしても、近くにいる可能性は低いのかもしれないですね…。


もし宇宙人にメッセージが送れるとしたら?

もし人間のように高度な知性を持つ宇宙人にメッセージが送れるとして、どんなメッセージを送れば良いのでしょう?
「こんにちは」とか「HELLO」なんて送っても、通じるわけがありません。

おそらく、文章を送りつけるよりも「画像」を見せるのが手っ取り早くて有効だとは思いませんか?
とはいえ、どんな画像を送れば良いのでしょうね…。

ところで、実は1983年に日本人が彦星(アルタイル)に向かって、暗号化した画像を、電波に乗せて既に送っていたのです。
ただもちろん、彦星に宇宙人がいるかはわかりませんよ。

ただ、アルタイルまでは光の速さで16年かかるので、1999年に既に届いているはずです。
そして、もしすぐに返信をよこしてくれたとしたら、2015年に届いているはずです。
もちろん暗号解析にも時間がかかるでしょうから、もしかしたら数年経った今頃帰ってきてもおかしくはないということです。

未知との遭遇…なんだかワクワクしてきませんか…?

ところで、どんな画像を送ったのでしょう?
以下がその画像です。
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(引用先: http://yawanews.blog82.fc2.com/blog-entry-262.html?sp )

彦星の2chやTwitterで、大炎上しそうな画像ですね。
「謎の異星人が謎のメッセージを送ってきた…!」
「まさか我々を侵略しようとしているのか…?」
「この世の終わりだあああああ」



おわりに

最近思うのは、仮に高度に文明が発達した宇宙人が存在するのだとしたら、その星でも「シンギュラリティ」は起こっているのではないか?ということです。
シンギュラリティとは、AI(人工知能)が人間の知能を超え、賢くなったAIがより良い性能のAIを作り、性能が爆発的に上がってしまうことです。

人智の及ばないレベルの”AI”が存在するその星では、もしかしたら地球が既に発見されている可能性はあるのかも知れないですね。
そんな星から、何か地球にメッセージが来ることはあるのでしょうか。

おそらくその星にとって地球なんて「取るに足らない星」なのかも知れません。
当たらず触らず興味本位に、ただ観察していたりするのですかね。

もしかしたら、この記事も電波に乗ってその星で読まれてるかも知れないですね!
そんな妄想をしながらニヤニヤ書いているKOTOでした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
それでは!

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シンギュラリティについての記事も以下に載せておくので、興味があれば読んでみてください!
koto-science.hatenablog.com